強く信じる事と出会いがイノベーションのスタート。

当社の第1弾の商品をリリースするまでには色々な困難があったけれど、生み出したあとの気持ち良さはとてつもないものだった。その時の気持ちを忘れないように書き留めておきたいと思います。※少し長いですがご了承ください。  美濃部

意思決定の方法

当社のミッションである「努力できる才能を持っている人が強くなる環境を作る」が実現できるのであればどんな事でもやればいいと思っている。「リソースがないからできません。」なんていうヘッポコ会社はとても嫌だ。だから、全部やる。しかし、さすがにそこまで無茶苦茶なことをすると小さな小さな当社はあっという間に壊れてしまう。だから、何をいつまでにやるかに関してはしっかり考えて進めています。

トコトン議論する文化

それを可能にしているのが、トコトン議論する文化です。何か新しいことを始める時や組織として大切だと感じた事に対しては、深夜であっても徹底的に議論します。一緒にやっている寺田、小金丸は経営の責任のある仲間だけではなく、人としてあまり他では見せれない恥ずかしい一面も全て知っているような友達でもあります。だからこそ、馴れ合いになってはいけないし、会社として間違っていることには間違っていると言わなければならない。前職でマネジメントで決してやってはいけないことの一つに人格否定とありましたが、正直人格否定なんて事は普通にやっていますし、やられています。寺田は、最初の半年位漫画のようにワナワナってなっていました。小金丸は、前回のブログに書いていましたが、小動物のようにプルプル震えていました。ただ、こんな一見とても辛いような議論を続けているのには訳があります。それは間違いなくミッションを達成するため。そしてそのために組織として強くなる必要があるからです。

決めたことは絶対やる

トコトン議論したあとは、しのごの言わずやる。改めて気づいたのですが、色々な理由を作ってやらない人が本当に多い。当社に限ってはやらない理由はやる前の議論で徹底的に潰しているので基本的に出てきません。そして少しでもやっていなければ、これでもかという位詰めますし、自分がやっていなければ詰められます。そんなmtgを毎週しており、結構な勢いで物事が進んでいます。ここで重要な事としては、やりたいけれどできない時が発生した時です。その時は冷静になって解決策(やり方)を考え抜きます。時にはプランを変更します。そこらへんに関しては柔軟性を高めることが非常に重要だと思っています。ただがむしゃらに実行だけをするのはよくないと思っています。

責任の所在

小さい会社の醍醐味の一つが裁量の大きさです。自分でやらないと進まないので当然といえば当然のことなんですが。そしてそこには自責と他責の両面が存在しています。ここで他責にしてしまうような会社はすぐに組織の機能が停止して最悪の方向に進んでしまうのだと思います。主語は他者でなければ自分でもなく、会社にすることで自分がやらなければ会社が止まるという思考力が重要です。

やれないことをやれるようにする

当社は営業・エンジニア・生産管理の経験者だけで会社をスタートさせたので、非常に守備範囲が狭いのが特徴です。逆に知らないことに堂々と土足で入り込むことは得意です。また、一度はしっかり理解しておかないと気持ち悪いという思いが経営陣に共通しています。だからいきなり外注にお願いすることなどはなく、まず一度自分達でやってみて失敗してから外部の力を借りるパターンが多い気がします。結果として、自分達で一度やっているので良くも悪くも学びが蓄積されており、外部の方とお話ししていると我々の無駄な知識の多さに驚かれる方も多いです。このようなことを繰り返しているうちにやれなかったことがいつの間にかできるようになっていたりします。

誰かが勝手にやってくれることなどない

自責で物事を進めていかないと小さな会社は回りません。企業は大小問わず、個人の活動によって成り立っています。実感がないだけで大企業においても個人の力が会社を支えていると思っています。ただ、大企業は自分が抜けても経営が止まることはなかなないので、実感が湧かないだけで、小さな会社は一瞬にして停滞するので、否が応でも走り続けるしか道はありません。ただ恥ずかしいことにその過程では、他人事のようになって「お前がやれよ。」みたいな他責の幼稚なやりとりを何度もやってきてしまっているのも事実です。その解消法として新しいプロジェクトを始める際には、各自のWillとWantを大事にして役割を決めています。そうすることで、仕事の中に多くの面白みをを発見することができ、成長につながるのではと思っています。

信用の醸成

魅力的な商品・サービス、魅力的な経営者・仲間がいる会社には良いヒト、カネ、情報が集まってきます。しかし、新しい会社に共通してないものが信用です。当たり前ですが、実績がありません。

信用は自分達の本気度で勝ち取る

信用に関しての一番重要なファクターは、当事者の本気度だと思います。ラボを作る時、TURFの原料を集める時、TURFのデザインを決める時など何の信用もない当社に力を貸していただけたのは、とてもいい方に出会った運とそこでしっかり話を進めることができた本気度だったんじゃないかと思います。

実績は後から付いてくる

経営するものとしては、どんなに素晴らしい事業であっても結果を出さないと無価値です。しかし、結果が100% 出せる方法なんてありません。素晴らしい事業を作ってこられた偉大な先輩経営者方のお話をお聞きすると「最後まで諦めなかった」「偶然」という2つのキーワードがあるように思えます。しかし、この2つのキーワードに「時間(資金)」を組み合わせる運を掴むまでの寿命が見えてきます。では何ができるか?というと、「今やっていることを信じて突き進むこと」「寿命を延ばすこと」しかないわけです。まさに今当社は、ここにいます。どうあがいても実績は後からしか付いてきません。なので「今やっていることを信じて突き進むこと」にスコープをぎゅぎゅっと絞って動いています。

まとめ

-考えないで勢いでやっていませんか?
-言いたいことも言えない、言わないような関係性を築いていませんか?
-口だけになっていませんか?
-全責任を自分事として持てていますか?
-本気ですか?

イノベーションのスタートってそんなところにあるんじゃないかなと思っています。何年後か先に「全然違うやん」となるか「確かにあればスタートだったね」となるか楽しみです。